前回は2006年からの3年間で撮影した作品でしたが、その後の3年2011年迄に撮影した動物園・水族館で見つけたカピバラに関する看板やオブジェの写真です。
看板やオブジェは、その動物の特徴や生体を知る情報源の一つ、その情報を知ることで展示されている動物・カピバラをより興味深くお客さんが観察する切欠になる重要なアイテムです。お客さんの目を引く&立ち止まらせるアイテムを作成し掲示するのかは、動物園・担当飼育係・スタッフ皆様の知恵の結晶です。
2011年12月 伊豆シャボテン動物公園
露天風呂の横に設置されたタライと等身大のカピバラのパネル。当時、露天風呂に入れないカピバラの為にタライにもお湯を張りお一人様用的な用途として活用されていて、その古風でシュールな姿が人気がありました。この展示は一緒に写真を撮影する事も出来ました。
2011年12月 伊豆シャボテン動物公園
多くのお客様がカピバラの存在を知り始めた時期で、カピバラは何時でもお風呂に入っていると誤解されていました。時間が大きく記載されているのは、その為か定かではありませんが。
2011年12月 アクアワールド茨城県大洗水族館
大洗水族館にカピバラの露天風呂が出来た直後の水族館入口にあったぬいぐるみを使ったオブジェ。この等身大より大きいぬいぐるみは、大洗水族館や他の動物園の売店で発売されており、1体20000円という値段に多くのお客様が売店で驚きの声が上がったとか。それでも、結構・・・売れたらしいとの噂が。
2011年12月 アクアワールド茨城県大洗水族館
大洗水族館のカピバラ展示場は屋外にあったため館内から屋外に出るガラスドアに貼られていたポスター。これだけ大きければ遠くからも即、分かります。
2011年12月 海の中道海浜公園
大きな公園の中にある動物園、外周のフェンスに入口までの距離が書いてあるパネルが設置されています。イラストは全てカピバラで、各パネル、イラストが違います。
2011年12月 海の中道海浜公園
動物の森の中にある売店のドア、カピバラのイラストを見つけて思わずパチリ。海浜公園のパネル類は、色々な方が制作しているのか雰囲気が違う作品が多く楽しいです。統一するのも良いけれど、この方式もありです。
2011年12月 伊豆シャボテン動物公園
斬新!カピバラの習性を4コマ漫画風に表現。何故か4マスに入っていると期待と親近感が湧きます。関東では市川市動植物園が4コマで表現するので当時は有名でした。
2011年11月 埼玉県こども動物自然公園
顔出しパネルは1枚の物が多いですが、今回は前後タイプ。前に背の低いお子さん、後ろのパネルは背の高いご両親などを想定している風。見ていると、その組み合わせで楽しんでいる家族に遭遇する事が多いです。
2011年11月 伊豆シャボテン動物公園
画期的な展示物が多いシャボテン動物公園、いや、当時はシャボテン公園という園名でした。お尻の部分に本当のカピバラの毛を編み込み展示、その硬さを体感できるいう作品。予想通り日に日に毛が減ったけど、当時はふれあいを行っていなかったので貴重な体験となったはずです。
2011年11月 伊豆シャボテン動物公園
ご機嫌です、カピバラ。
2011年9月 埼玉県こども動物自然公園
アクアワールド茨城県大洗水族館のポスター、カピバラ移動元の埼玉動物園で撮影しました。左下の写真も埼玉動物園の様子です。キャッチフレーズの「魅惑の」が最高!期待の高さが分かります。
2011年9月 海の中道海浜公園
マーラとカピバラの混合飼育をする中で、総頭数が多い動物園。どちらかと言うとマーラの展示場にカピバラがいる感じです。なのでか?マーラ・カピバラエリア、マーラの方が先に表記されています。イラストも可愛い、展示場の入り口のアーチに掲示されています。
2011年9月 海の中道海浜公園
おしえて!飼育員さんという貼り紙コーナーに描かれていたカピバラ、目が可愛いし体格はリアル、少し困り顔で質問をしたそうな雰囲気が好き。余談だけど関東だとキーパーのことを、飼育係と表記している方が多い気がしますが、どうでしょう。
2011年8月 長崎バイオパーク
はじめての動物に餌をあげる時、どの方法が正解か分からなくて困惑する事が多い中、有難いイラスト。スプーンがあるのも安心です。
2011年8月 楽寿園
今のハイラックスがいる展示場にカピバラが新規展示となりました。
2011年8月 サユリワールド
この年の7月に開園したサユリワールド。順路がなく自由度が高く今までに無い方式の動物園にお客さんはワクワクしたものです。カピバラがスターに挟まれて真ん中にいるのが嬉しいです。
2011年7月 埼玉県こども動物自然公園
ナイトズーにて展示場の横に飾られていた提灯。夏を感じます。
2011年5月 福山市立動物園
動物によってイラストの雰囲気が違うのが面白い。
2011年5月 福山市立動物園
これは見た時、あまりの出来の良さに興奮しました。もしかしたらカピバラの展示よりも(笑)。あまりに気に入ったので綺麗に写真を撮りたくて、すごい混雑の中、お客さんが見切れる瞬間を待ち続けた思い出があります。もちろん座って記念写真も撮りました。
2011年5月 埼玉県こども動物自然公園
埼玉動物園の看板は文字が無くても意味が分かるものが多い気がします。
2011年5月 ズーラシア
ズーラシアにて新規展示となり名前募集のポスター、この後「キズナ」に決定。
2011年4月 鳥羽水族館
シルエットだけでシンプルに表現、ガラスに透明のパネルを掲示、カッコいいです。
2011年3月 伊豆シャボテン動物公園
待ってました感とカピバラが喜んでいるのが一目で分かるのがスゴイ!
2011年3月 埼玉県こども動物自然公園
ひっそりと展示場を出た横にあった箱庭。色々なパーツを配置してカピバラに最適な展示場を作るというもの。正解が分からないけど、面白い。動物を表現する展示物は多いけれど、飼育環境を考える展示物は少なく面白い視点に感動したものです。
2011年3月 伊豆シャボテン動物公園
この看板、何度見てもカッコイイ。懐かしいと思われる方も多いのでは?この近くにカピバラが来てくれるとシャッターチャンスなんだけど、なかなか来ない(笑)。
2011年1月 伊豆シャボテン動物公園
日本1ネットって何?と思ったけど、調べたら色々な日本一を認定するホームページでした。日本で初めてカピバラに入れたのは間違えない!1982年のことだそうです。ちなみに今では風物詩になりました柚子湯にカピバラを入れたのも日本初(1996年)です。
2011年1月 千葉市動物公園
私だけかもしれませんが、「しっぽがなくて申し訳ない」って顔している様に見えませんか?以前紹介しためくりタイプの看板同様に、顔の表情が豊かで楽しいです。
2010年12月 伊豆シャボテン動物公園
カピバラ露天風呂イベントが終わった後に掲示してあった看板。「満足した」という表現がいいです。お客さんの見れなくて残念という気分を癒してくれます。
2010年12月 伊豆シャボテン動物公園
いつも、分かりやすい解説、最高です。
2010年12月 伊豆シャボテン動物公園
クリスマスシーズンに展示場内に設置されたオーナメント。カピバラ達はツルの先が気になる様でした。
2010年12月 海の中道海浜公園
本当にでかい土管にカピバラの顔を描いたものが、展示場にあってビックリ。しかも、その中にカピバラが遊んだり見ているのを発見して更にビックリしました。私ににとっては土管自体も身近なものでなく、ドラえもんの広場にある物程度の認識だっただけに、こんなにデカいのかと驚いた記憶があります。
2010年11月 みんなのハワイアンズ(現在飼育終了)
全国ほとんどのカピバラ露天風呂は、湯を沸かしたものですが、ここは本当の温泉でした。温泉湯をタンクローリーで近くの温泉より運んで来ていました。ちなみに、後期はこの施設に温泉を掘削しカピバラも温泉に入り、その姿を温泉足湯をしながら観察出来る施設となりました。
2010年10月 みんなのハワイアンズ(現在飼育終了)
建物の柱にカピバラがいっぱい。
2010年10月 旭山動物園
今では珍しくないですが、動物が他界したことを告知することは当時では珍しく、それ自体がニュースに取り上げられることもあり、初めて旭山動物園で見た時は「これか」と感心しました。娯楽の一面が強かった動物園というものが、命と向き合う施設という面もある事が分かるプレートです。
2010年10月 旭山動物園
自販機にカピバラ。多くのスター動物がいる中でカピバラが描かれていたのは嬉しかったなぁ。関係ないけど、右の自販機は天気予報が掲示されています・・・珍しい。
2010年9月 埼玉県こども動物自然公園
可愛いイラストで体格の特徴を網羅しているポスター。分かりやすい。
2010年9月 とくしま動物園
ホワイトボードにマジックでニュースが書かれている。かなり親近感が湧きますね。3頭の展示からスタートした園、撮影当時はカピバラは19頭だった様です。どこを見てもカピバラだらけと書いてありますが・・・数年後に飼育頭数日本一になるとは、誰もが思っていませんでした。
2010年8月 井の頭自然文化園
ここまで、しっかりと解説が記載されているのは珍しい。
2010年7月 市川市動植物園
ゆずりあわない苦情があったのでしょう。警告看板と時に雰囲気を壊しますが、イラストが柔らかく対で書かれているメッセージの「よろしく」「なかよくね」が諭すようで素晴らしいてず。
2010年7月 とくしま動物園
写真が光ってしまいましたが15kgです。
2010年5月 市川市動植物園
話題の癒し系という表現がイイですが、いつか園の人気者の座というタイトルが欲しいと思ったのは、私とカピバラだけでしょうか。
2010年5月 伊豆シャボテン動物公園
家族の見分け方と性格が記載されている内容と、名前の由来が掲示されています。名前が分かると親近感が湧きますね。
2010年5月 とくしま動物園
とくしま動物園に掲示されていエンリッチメント大賞のポスターです。前年度大賞を受賞した長崎バイオパークのカピバラ達がいっぱいです。
2010年4月 ヨーデルの森
イラストと吹き出しが可愛いです。吹き出し注目。「ごはんをたべます!」と書いてあります。よくある吹き出しは「見に来てね」などの呼びかけ風が多いのですが、カピバラ自ら宣言していたので、笑ってしました。8文字のセンスがイイ!
2010年4月 埼玉県こども動物自然公園
珍しい掲示物です。違う園館に移動したカピバラのその後を報告する掲示物は珍しくお客さんにも飼育係さんにも愛されていた事が分かります。
2010年4月 トリアスふれあい動物園
旗や壁一面に動物達、もちろんカピバラも。
2010年4月 トリアスふれあい動物園
全部のイラストが可愛い。
2010年2月 埼玉県こども動物自然公園
新しくなった園内マップの掲示。
2010年1月 伊豆シャボテン動物公園
お客さんで持ち込みの餌をあげる姿を目にする事が増えた時期に掲示されていたもの。他の園館でも良く見かける事が多かったです。レタスやキャベツの外側を集めて袋いっぱいに持ち込む老人や、キャベツまるまる1玉が手提げに入っている親子など、ちょっと目に余る時期でした。
2010年1月 伊豆シャボテン動物公園
立体感のある看板、目を引きます。
2010年1月 埼玉県こども動物自然公園
お正月のご挨拶看板。
2009年12月 伊豆シャボテン動物公園
売店がなくなった後、地上にて展示が開始されました。かなり巨大なオブジェで記念撮影スポットになりました。日本で一番大きなカピバラオブジェだと思います。
2009年12月 大宮公園小動物園
掲示の看板がカピバラの形。
2009年12月 埼玉県こども動物自然公園
柚子湯開催の告知。
2009年12月 長崎バイオパーク
エンリッチメント大賞を受賞した報告看板。先にも後にもカピバラの飼育環境で受賞したのは長崎バイオパークだけです。数あるカピバラ飼育施設を私も見ていますが、国内屈指の環境だと思います。ふれあいが出来る環境でありながら、人間から手の届かない場所や池(エスケープゾーン)が多数あるのがストレス軽減に良いと思います(偉そうに語ってしまいました)。
2009年11月 大森山動物園
最初このポスターを見て「周年」って何だと思ったら、少し離れた場所から再度見ると60周年を表していて感動、しかも良いポジションにカピバラもいました。
2009年11月 大森山動物園
室内展示場へ導く看板と矢印。手書きのカピバラのイラストが可愛いのに加えて、矢印に付け加えてある「こっち」が親近感があり最高です。
2009年11月 大森山動物園
寒いのが苦手なのが一目で分かります。寒さが厳しい秋田県、新規展示される時は心配しました、デカいエアコンが完備された室内展示施設(屋外もあります)に驚きました。
2009年11月 埼玉県こども動物自然公園
展示場に入る扉下にある手作りのパネル、ワクワク感を上昇させます。
2009年11月 埼玉県こども動物自然公園
カピバラ・ワラビー広場がオープンした際の告知幕、正面ゲート直ぐに掲示されてありました。悔しいが、シカもワラビーのイラストも可愛い。
2009年11月 埼玉県こども動物自然公園
展示場の周りのほとんどがフェンスなのですが一部ガラス部分があり貼ってありました。頭を打つと星が出ますよね。カピバラも出るのでしょうか・・・。
2009年11月 埼玉県こども動物自然公園
この日は1日2回の入浴だった様です。
2009年11月 千葉市動物公園
生まれたての大きさを表現したオブジェです。手で持てるように下に空洞がありますが、固定されているので持ち上げることは出来ませんが、掌に収まる感じが体感できます。子供のサイズを表現する展示物は本当に珍しいです。
2009年10月 埼玉県こども動物自然公園
なんだって!
2009年9月 みんなのハワイアンズ(現在飼育終了)
絵が素敵だ。進化して園名も途中で変わりました。
2009年9月 埼玉県こども動物自然公園
入口直ぐの案内所に突然貼られたパネル。おそらくカピバラ展示場リニューアルオープンに合わせて設置されたと思われます。
2009年9月 埼玉県こども動物自然公園
カピバラの看板を紹介するコーナーですが、番外編。これを最初見た時は、広くなる展示場の期待が半分、慣れ親しんだ今までの展示場がなくなる寂しさ半分、複雑な気分になりました。ぜんぜん、ご迷惑だなんて・・・。工事の様子を埼玉に行く度に見に行きました。
2009年8月 海遊館
電車で移動して本当に良かったと思った瞬間。まさか!電車の中吊り広告でカピバラに会えるだなんて。恥ずかしかったけど、ペコペコしながら、車内で1眼レフを構えてパシャリ。
2009年8月 海遊館
展示場前に身体の特徴を解説している下にリアルなイラストを発見しました。大きさも、ほぼ等身大。
2009年8月 海遊館
窓ガラスにも。
2009年8月 海遊館
ガラス8枚を使っての、どーんと!カピバラ登場の告知、遠くからで直ぐに分かりました。のほほん生活、サブタイトルも注目。
2009年8月 伊豆シャボテン動物公園
現在は入園して直ぐの場所に地上に設置されている大きなカピバラのオブジェ。最初は同じ場所にあった売店の屋上に設置されていました。
2009年8月 伊豆シャボテン動物公園
好きな物から食べるカピバラですが、日によって順序が変わることもあるのです。
2009年8月 上野動物園
等身大を表現する木製のパネルです。カピバラとの距離がある展示場だったので、大きさを実感出来ました。当時、上野動物園で手作り感のある掲示物が珍しく、凄く嬉しかった事を覚えています。
2009年8月 上野動物園
CAUTION=注意の意。
2009年7月 伊豆シャボテン動物公園
いつも内容が面白い解説ポスターなのですが、掲示する看板も味があって好きでした。
2009年4月 伊豆シャボテン動物公園
可何処にあったけぇ・・・?と考えてしまうと思いますが、答えはチンパンジーショーなどを行う大講堂(学習発表会会場)の室内・出口付近にあります。
2009年4月 海の中道海浜公園
文字は無いけど、一目で分かります。
2009年4月 海の中道海浜公園
海中のポスターは、どれも面白い。ついつい立ち止まってしまいます。このフォントを選ぶセンスがイイよね、カピバラが強そうに見えてきますね。
2009年4月 長崎バイオパーク
これが旨いんだよ。間違いない。
2009年3月 埼玉県こども動物自然公園
展示場にいるカピバラを写真で解説、名前、誕生日、特徴などが記載されています。誕生日は、年齢が分かるだけでなく、自分と同じ、子供と同じ誕生日!と盛り上がり親近感が増す効果がある様に・・・他のお客様を観察していると見えました。
2009年3月 伊豆シャボテン動物公園
カピバラニュース、記念すべき第1号。カピバラに会いに行く度に掲示物が変わったかなぁと期待してしました。
2009年2月 長崎バイオパーク
情報盛り沢山の看板。何が書いてあるか不思議と気になってしまいます。
2009年1月 伊豆シャボテン動物公園
新年のポスター、動物園全体の掲示物は多いですが1つの動物をテーマにしているのは珍しい。文章上部は挨拶文、下部は食べて寝て風呂に入るという主な行動パターンが記されている習性も分かる看板、何パターンも見ているが何時も感心していました。
2009年1月 伊豆シャボテン動物公園
今日もいい湯かなぁ〜と想像しているカピバラ、そしてお湯を楽しんでいるカピバラのイラスト、最高です。特徴的な鼻の部分が上手です。
2009年1月 伊豆シャボテン動物公園
何しているかなぁ・・・的な、問形式の看板も珍しい。ちなみに、お風呂上りは奥にある小屋で、のんびりと過ごしている事が多かったです。その小屋は天井から温熱ランプ、更に床暖房が設置されている、ぬくぬくスポットなのでした。
2009年1月 伊豆シャボテン動物公園
新春、おめでたい雰囲気爆発!イベント盛り沢山の看板、2009年で開園50周年ってスゴイです。