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カピバラ写真家 渡辺克仁のご紹介

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PROFILE


カピバラ写真家  渡辺 克仁 

1970年 東京生まれ・東京在住

2006年に偶然立ち寄った旭山動物園でカピバラと出会い、不思議な魅力と可愛さに取り付かれ写真をはじめました。年間100日以上(2021年末1537回)カピバラのいる動物園や水族館に撮影に出掛けては撮影するカピバラ中心の生活、SNSやHPを通して世界にカピバラの魅力や日本の動物園や水族館の展示手法や設備を発信しています。野生のカピバラの観察に通算5回計65日にブラジルに滞在、これからは国内の飼育されているカピバラだけでなく野生の生態についてもお伝え出来たらと試行錯誤している日々です。

また、カピバラグッズの収集(キャラクターのカピバラさんは除き約800点)や動物園や水族館にあるカピバラのオブジェや解説看板・イラストを写真で残す活動も現在進行形。好きなことはカピバラとケープハイラックス、カメラではなく写真を撮ること、喜多方ラーメンとお笑い番組と医療ドラマ、三浦大知さんです。

私の写真集と活動のご紹介(詳細)



出版 2021.7東京書籍「ケープハイラックス」2016.10主婦の友社「カピバラ カレンダー」2015.7東京書籍 「カピバラ2」2014.07台湾・臉譜「水豚」2011.1ゴマブックス「カピバラでぽっかぽか」2009.7ゴマブックス「カードブック CAPYBARA」2009.6ゴマブックス「カピバラに会いたい」2009.5ゴマブックス「カピバラ大好き」2008.6 東京書籍「カピバラ」約10年間にわたり伊豆シャボテン動物公園・長崎バイオパーク・那須&神戸どうぶつ王国のカレンダーと絵葉書作成。(Amazon著者ページ)

出演 文化放送「くにまるジャパン」東京FM「apollostation Drive Discovery PRESS」「シンクロのシティ」読売テレビ「大阪ほんわかテレビ」「ワケあり!レッドゾーン」テレビ朝日「デザインコード」テレビ東京「アド街ック天国 館山編」NHK「スイえんさー」「ニッポンぶらり鉄道旅」「あさイチ」「うちの動物園」「たっぷり静岡」TBS「どうぶつのじかん」J-WAVE「GOOD NEIGHBORS」」日本テレビ「シューイチ」MBS「ちちんぷいぷい」ニッポン放送「薬師丸ひろ子ハートデリバリー」NCM「なんでんカフェ」など

講演 埼玉県こども動物自然公園、伊豆シャボテン動物公園、那須どうぶつ王国、アクア・トトぎふ、Google、東急ハンズ池袋・新宿・渋谷店、動物園講演会

その他 無人航空機操縦士3級、「カピバラ写真家」商標登録、川崎水族館 Instaアンバサダー(2022.8終了)



「カピバラ写真家」という肩書


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「カピバラ写真家」渡辺克仁

カピバラに出合うまでは、デジカメは持っていましたがシャッターを押し記録程度のグッズでした。2006年9月、一目ぼれしたカピバラを撮影したく、カメラの知識が全く無い私は、量販店に出向き「安くて良く映るカメラが欲しい」と相談、標準レンズと望遠レンズがセットになった10万円の一眼レフカメラセットを購入しました。凄く高い買い物をした後悔と喜びを覚えています。

その後、写真を掲載したホームページが出版社の目に留まり2008年に写真集を発売させて頂きました。これを切欠で、少しずつですが、動物園やラジオ、人前でカピバラのお話をさせて頂く機会が出来ました。その当時の肩書は「カピバラマニア」「カピバラ好き代表」と伝えていました。

数年が経過し2012年ブラジル・パンタナールにカピバラを含む野生動物を見学に行きます。滞在中は感動の連続で興奮の毎日でした。その旅行体験を知り合いの作家さんがネット記事にしてくださるとのことで喫茶店で熱弁し、最後に名前の前に掲載する肩書は何?という話になりました。適当な名称しか口にしない私に、写真集の出版やトークライブでお客様からお金を貰っているのだからアマチュア気分を捨て、正式な肩書を持った方が良いとのアドバイスを貰いました。とはいえ私には良いワードが全く浮かばず、結局は作家の彼に「カピバラ写真家」というカッコよくて少し照れるような肩書を付けて頂きました、2013年1月「カピバラ写真家」の誕生!の瞬間です。

「カピバラ写真家」という言葉は、「カピバラ」と「写真家」の俗語を足した語句ですが、カピバラを専門に撮影する写真家という意味はもちろん、カピバラについての専門家という意味も持ち合わせていると私は考えいます。この肩書に恥じぬように貪欲にカピバラの生体や習性と写真撮影の知識を吸収し続けています。

そして、2020年末「カピバラ写真家」を商標登録(登録番号2020-001593)致しました。12年の1度のネズミ年は、残念ながらコロナウイルスの関係で多くの講演やメディア出演は白紙になりましたが、「カピバラ写真家」という商標に恥じぬように様、日々、カピバラと写真に向き合い続けて参ります。


なんとなく、私とカピバラのこと


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「カピバラにハマッた理由」

2006年の6月、2泊3日で壮大な富良野の自然を見る為に北海道旅行を計画しました。本当は往復千歳空港を利用したかったのすが帰路は満席。仕方が無いので帰りの便は旭川空港で手配しました。最終日、飛行機の搭乗時間までには余裕があったので、土産話のネタになればと、当時テレビや新聞で話題沸騰だった旭山動物園に立ち寄ることにしました。

時間潰し程度にと思っていた旭山動物園は流石でした。動物園に生涯ほぼ行ったことの無い私でさえも、躍動感溢れる行動展示は今までに見たことの無い動物の姿で、とっても感動したのです。ただ園内を周り疲れてくると、飽きてくるものです。次第に動物に足を止める時間も短くなり、とりあえず園内を一周することだけを目標に散策していたのです。

そんな動物達もチラ見☆程度になった最後の最後に、変な動物達が目に留まりました。今まで見た野性味ある生き生きとした動物達と違い、彼らは、真逆!!背中を丸めて、ぼーと遠くを見つめ、微動だしない不思議な存在感が気になりました。

帰郷して、この動物をネットで調べたところ、カピバラという名前のネズミの仲間だということが分かり、家の近くの上野動物園にも飼育展示されている事を知り再会を果たします。改めてじっくり見たカピバラは、旭山動物園で見た彼らと同じく見た目ヘンテコで、大きな鼻、小さな耳と目、アンバランスな体形に・・・不思議と完全に一目ぼれ、その場から動きたくなくなる目を離せない感覚に襲われました。その日から休日は、一日中!動物園のカピバラの前にいる日々が始まったのです。




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「カピバラの魅力」

誰にでも分かる魅力は、その見た目ではないでしょうか?憎めないちょっと不細工な顔とずんぐりむっくりした体は動物園の中でも飛びぬけて不思議な存在です。それでいそれに私達にとても見覚えのある親近感の湧くような仕草を見せてくれます。例えば、日曜のお父さんの様にゴロンと横になったままで何十分も寝そべったり、時には小さな子供の様に物に掴まって立ち上がる姿や縁側でのんびりと過ごすおばあちゃんの様に座ったままで転寝する時もあります。

そんなゆるい雰囲気の反面、本来の習性は想像とは違い全力で走ると時速50km/h、泳ぐのもアザラシの様に優雅に泳ぐ俊敏さを見せてくれます。又、カピバラは、性格はとても温厚で、家族・仲間思いの動物です。例えばメスのカピバラは、同じ群の子供には自分の産んだ子供以外にでも乳を与えたり、群れ全体で子供を育て敵から守ります。動物園で子供のカピバラを持ち上げようとした飼育員に大人の全部のカピバラ達が周りを取り囲み威嚇したというエピソードがあるくらい仲間意識の強い動物です。

そんな知れば知る程、魅力あふれる習性が私達を知らない間にマニアに変えて行くのかもしれません。又近年は動物園の努力により展示方法や内容も進化してきました。お風呂に入ったり打たせ湯に背中をあてたり、餌の挙げ方を工夫した事により以前は動かない動物で有名だったカピハラ、活動時間も延びより魅力的になったのではないでしょうか。