乗馬を中心とした牧場で、その一角にふれあい動物園がある。乗馬は本格的なものから初心者や引き馬まで、馬の世話を行う1日牧場体験や週末や学校休み期間などは宿泊も出来る。山の中腹にある感じの立地で、見回す限りはこの施設しかない、田舎の小さな牧場に来た気分だ。全体の入場料金などは無く、カピバラのいる「ふれあい広場」だけは100円支払う。餌は、カップに山盛りの食パンの耳と葉物野菜が入って100円だ。どちらも、机の上に缶が置いてあり、勝手にお金を入れる方式。
動物達も多種、犬・猫、ポニー・馬・ラマ・豚・ミニブタ・エミュー・羊・ヤギ・ウサギ・モル・キバタンなどなど。園内には喫茶や軽食をとれる受付兼お休み場所があり、テラス席で乗馬を見ながらなんてお洒落かもしれない。
カピバラは、ふれあい広場にいる。幅約4m、奥行6mぐらいのコンクリート敷きで、屋根もある。数段高くしたブラ船にコンクリートで階段を付けた、池&水飲み場もある。側面は柵と網で外から見える吹き抜け状態、寝室は隣接する厩舎の一角に別にある。同居するのは、なんと珍しいことに、ネコと犬。カピバラは世界最大のネズミだから、ネコとネズミのコラボ!ありそうで無かった組み合わせだ。放飼場にはネコの為に、高い場所に渡り橋が組んであったり、ネコが寝る為のザルが設置してある。
面白いのは、「ふれあい広場」の入り口に猫を遊ばせる為の猫じゃらし的なものが自由に使える様に置いてあり猫達はご機嫌でジャレテくるのだが、カピバラに使ってみると、うっとりした顔になったりして面白い。猫や犬との関係も、良好で、たまにカピバラの背中に猫が乗るという光景も目にする事も。(2016年時点)