都内から東北自動車道に乗ったと思ったら数分で最寄の浦和ICで降り一般道5分で到着。大崎公園は、植物園や桜で有名な地元で愛されているスポット。その一角に、入場無料の子供動物園があります。(駐車料金も無料です)。
無料というと敷地が小さいイメージですが、緑に囲まれ大きな池もある園内は余裕のある通路や休憩用のベンチなどもあり、お年寄りが散歩を兼ねてファミリーがお弁当持参で遊びに来る様なミニ動物園です。
動物達は看板にもイラストが描かれていたのでエースだと思われるレッサーパンダをはじめ・シカ・ヤギ・羊・鶏・リス・オシドリ・フクロウ・とび・アオバトキジ・コジュケイ・チリフラミンゴ・ニホンカナヘビ・ハワイガン・アヒルなど多数の展示、モルモットのふれあいなども開催されています。園内にはトイレはありますが、食堂軽食・自動販売機はありません。
放飼場は目測ですが奥行き6m、通路に沿って幅8mのほぼ長方形で地面は砂土と泥の場所があり中には深さ25cm、2m×1.5mのミニ池、寒さ対策で木材で囲った一畳程の落ち葉を入れたベット。真ん中には一本の木がそびえ立っているのが特徴的、その周りには公園で伐採した直径30cmもあろうか丸太が転がりカピバラ達の遊び道具となっている。 又、放飼場の横には、2部屋に分かれた飼育小屋があり、完全室内の6畳の部屋と屋根だけ付いていて網で仕切られているだけの2畳の部屋がある。室内はコンクリート敷き、温熱ランプも完備されていて立派、お客さんから見えるように半面の壁はガラスが入れ込んである。
お客さんとの間は、2重柵。高さ約80cm程度の低い柵の60cm奥に、目の間隔が広い、10cの正方形が連続する金網がある、天井にはない。写真を撮影するのも柵目が広いので一眼レフカメラのレンズがすっぽり入るぐらいなので観察には支障はない。 お客さんが歩く通路に隣接している面でも幅8m程あるので混雑しても容易に見えると思われるし通路を挟んだ場所は芝生で4人掛けのベンチが2つあり、ゆっくり観察するのにも万全です。 放飼場も飼育小屋も元は柵を隔て生活しているシカがいた場所。大きな放飼場の真ん中をカピバラを飼育スペースにした為に、シカはコの字形の放飼場になり常に隣にはシカがいる環境ですが、どちらかと言えばシカはカピバラを気にしていますが、カピバラは全く気にしておりません。