ノースサファリサッポロは、動物達とのふれあいがメインな動物園、その他にもちょっと変わった接近が楽しめます。入り口の看板には、「ケガや物損は保障出来ません、全て自己責任です、了承した上での入園になります」の看板が。単純な動物園ではなく、見るだけでなくアトラクション的に見せる動物園と言ってもいいかもしれません。
ライオンやシマウマ、アルパカなどの大型獣やポニー、ロバ、羊、ヤギなどの家畜、更にコツメカワウソやゴマフアザラシ、ビーバーなどはふれあいや餌やり体験、ペンギン、爬虫類だっこ、アザラシとキスなども出来ます。危険な動物には、釣竿の様な棒に糸に見立てた針金の先に餌を付けてライオンやワニなどにも間接的に餌があげられます。ちょっと変わった見せ方は、ピラニアのいる水槽の上を歩かせたり、小さな部屋にヘビや多数のミルワームが飼育されており、その端を通らないと次を見れないなど、驚きと恐怖のスポットがあったりします。
中央のツリーハウスをはじめ各飼育施設も主に木製で、園内全体的には手作り感あふれる楽しい雰囲気です。食堂では不思議なメニューも、スズメバチやワームのから揚げ、カエルやサソリ・バッタの姿あげ、ダチョウやワニバーガーなど、ここでしか食べられない罰ゲームに出てきそうなメニューも、もちろん普通にカレーや焼きそばもあります。
さて、カピバラは、広さ6畳程の長方形の砂利と土が敷き詰められた放飼場に中央に1畳ぐらいの池が設置されています。この日は池は半分に区切られていて、半分は板が乗っていてカピバラ達にとっては日向ぼっこのお気に入りの場所の様です。冬場は、この池にお湯を貯めてお風呂を開催するとか、寒い場所だけにカピバラ達も喜ぶ事でしょう。カピバラ達とのふれあいはもちろんのこと、100円で野菜餌も販売!空き瓶にお金を入れるセルフサービスな感じがイイです。この放飼場に隣接する様に2部屋の飼育小屋も完備されています、全てにおいて手作り感が半端ななく、不思議と古民家にいる様な落ち着く雰囲気です。