動物園はミニ遊園地を併設しており、大部分が車やバスで見学するサファリゾーンだ。入園料に少しプラスすると途中餌をあげられるバスもある。カピバラは、サファリゾーンの中間点、ウォーキングサファリというエリアで暮らしている。大きな駐車場に車を停めて、歩いて色々な動物を見たり餌やりやふれあいを楽しむゾーンだ。
ラマ・ウサギ・ライオン・ハイラックスと並んで、以前と違う場所にカピバラ放飼場があった。少し変形した長方形で奥行5m幅15m、かなり横長の形で、その端っこ4分の1が、深さ30cmのプールとなっている。地面は大半が土砂、一部コンクリートで完全なフラットで眺めがよい。カピバラはコンクリート作りの低い柵なので手が届きそうではあるが、基本はふれあい&えさあげは禁止だ。近くの動物は餌上げ可能なものもいて、おそらく間違えて餌をあげてしまうお客さんもいると思うのだが・・・その為か、柵の淵にずーと立っていると何か貰えるかなぁって顔で近寄ってきます。
また、サファリゾーンの他にも、遊園地の横にあるバードパークにもカピバラが生活している。サファリの出口から少し離れ、別料金100円が掛かるので見逃しがちだと思う。幅5m、奥行8mぐらいの放飼場の奥には3畳程の木製飼育小屋がある。全体的に木々に覆われ静かな雰囲気なのだが、時折通り過ぎる不思議な遊具にお客さんは驚くがカピバラは動じない。こちらも、柵が木製で低く観察し易い環境だが、ふれあい等は出来ない。