動物園は、ホームページを見て予想していたより、かなり動物園の敷地面積は狭い感じ。その中に、ゾウを筆頭にキリン・シマウマ・ライオン・トラ・ダチョウなどなど多くの人気動物達がぎっしりと生活している感じで見ごたえ十分。しっかり見て周れば2時間程度掛かることでしょう。カピバラは・・・園内一番奥・「小獣舎」にいます。四角、背の高い建物をほぼ同じ大きさに4つに区分けしてケープハイラックス・ワラビー・ヤマアラシ、そしてカピバラを展示しています。
1つの放飼場の大きさは、約横6m・奥行4.5mの長方形。4面ある内の2面が私達が観察出来、残り面はバックヤード(飼育小屋)に続いています。バックヤードの一部はガラス張りの小部屋になっており見学者も観覧する事が出来ます。これから先、隔離施設としても使えそうな小部屋です。カピバラ放飼場は、お客さんとの境がガラスと檻を半々に使用。ガラス部分は、地面から高さ2.1m、幅が4mと2m、残りの格子部分幅5cm高さ10cmの格子です。このガラスと鉄格子のハイブリットは、カピバラを馬路かでガラス面で見る事が出来格子面で匂いや鳴き声を聞く事が出来る、とっても実用的な構造です。
放飼場の中にはガラス面と同じ大きさの幅4m・奥行2m、深さ60cmの池があります。でも、ガラスは水中を見る事が出来る訳ではありません。陸地部分はカピバラの足に優しい土と砂、とっても寝心地が良さそうです。
側面の一部が鉄格子になっていて横からの風がはいるのですが更に天井部分も同じ鉄格子状になっている為に、とっても空気の循環が良いと思われます。ただ、雨の日や寒い日は、この放飼場は辛いかなぁ・・・と思っているとそうでも無いようです。1つは、池の辺にある岩場の高さ1m程度の場所に配管されたパイプの先が出ていて暖かいお湯が流れて打たせ湯の様になる様です。ただ、暖かくなって来てカピバラ達があたらなくなったので終了しましたという張り紙が。冬場は日に二回、打たせ湯タイムがあるとのことです。
もう一つは、室内の環境。私達が見る事が出来る小部屋も含め、暖房器具が完全完備。この小部屋スペースには家庭に付いている壁掛けタイプの白いエアコンが設置。これなら寒い日も大丈夫です。