「カピバラ写真家」という肩書
カピバラに出合うまでは、デジカメは持っていましたがシャッターを押し記録程度のグッズでした。2006年9月、一目ぼれしたカピバラを撮影したく、カメラの知識が全く無い私は、量販店に出向き「安くて良く映るカメラが欲しい」と相談、標準レンズと望遠レンズがセットになった10万円の一眼レフカメラセットを購入しました。レジで精算した後に凄く高い買い物をしたと後悔した覚えがあります。
その後、写真を掲載したホームページが出版社の目に留まり2008年に写真集を発売させて頂きました。これを切欠で、少しずつですが、動物園やラジオ、人前でカピバラのお話をさせて頂く機会が出来ました。その当時の肩書は「カピバラマニア」「カピバラ好き代表」でした。
2012年ブラジル・パンタナールにカピバラや野生動物を見学に行きました。その旅行体験を知り合いの作家さんが記事にしてくださるとのことで喫茶店で熱弁し、最後に肩書は何にする?という話になりました。適当な名称しか口にしない私に、写真集の出版やトークライブでお客様からお金を貰っているのだからアマチュア気分を捨て、正式な肩書を持った方が良いとのアドバイスを貰い、彼に「カピバラ写真家」という少し照れるような肩書を付けて頂きました、2013年1月「カピバラ写真家」のことでした。
「カピバラ写真家」という言葉は、カピバラを専門に撮影する写真家という意味はもちろん、カピバラの総合的な専門家という意味も持ち合わせていると私は考えいます。肩書に恥じぬよう貪欲にカピバラの生体や習性を研究し写真撮影に邁進しております。また2020年末「カピバラ写真家」を商標登録(登録番号2020-001593)を致しました。